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院長ブログ

インフルエンザと予防接種(2019.11.14更新)

11月も中旬に入りインフルエンザの予防接種も盛況(?)を迎えております。

皆様またはお子様のフルエンザの予防接種はお済みでしょうか。  

今回はインフルエンザ予防接種について考えてみたいと思います。

まず全ての予防接種には2つの目的があるといわれています。一つは自分(子ども)の身を守るため、もう一つは感染症のまん延を防止(集団免疫という考え方です。)するためです。 ですからインフルエンザ予防接種もこうした理由からお勧めしている訳です。

しかしながらインフルエンザの予防接種を受けた人の中にもインフルエンザにかかってしまう人はいます。ではインフルエンザの予防接種はムダなのでしょうか。 厚労省の研究班が行った6歳未満の小児を対象とした2015/16のシーズンの研究ではインフルエンザ発症防止に対するワクチン有効率は60%としています。 つまりワクチンを接種せずにインフルエンザを発症した方のうち60%はワクチンを接種していれば発病を防げていたという事でした。

またインフルエンザの予防接種は、運悪くインフルエンザにかかってしまっても入院や死亡などの重症化を防ぐといわれていますが、さらに高熱に対しても効果があるとされています。 海外の報告ですが5シーズンにわたって13か国で実施された不活化四価インフルエンザワクチンの臨床症状の評価では、ワクチンを接種しても感染した小児において39℃を越える発熱の頻度は接種していない小児に比べて46%少なかったそうです。

ではインフルエンザ予防接種によるデメリットにはどのようなものがあるでしょうか。

まず痛い。大人でもたまに注射をすると痛いですよね。 これは針を刺して皮膚の下にワクチン注入するのである程度仕方ありません。 しかしどうしても痛みに抵抗がある方は軽減する方法もあるので相談してみて下さい。 

その他の副反応としては接種した部分の赤み(発赤)や腫れ(腫脹)があり、予防接種を受けた方の10~20%に起こりますが(私もえらく腫れました)、通常2~3日でなくなります。 また全身性の反応としては軽いインフルエンザ様の症状(悪寒、発熱、頭痛など)が予防接種を受けた方の5~10%に起こるそうですが、これもまた通常2~3日でなくなります。

どんな物事にもメリットとデメリットがあります。 メリットとデメリットを考えてメリットの方が大きいと考えた場合、行動に(今回の場合、予防接種を受けに行く)移すといいでしょう。

では皆様がインフルエンザにかからず、元気に冬を過ごせますように!

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