祝 4周年!!
この令和5年5月7日を迎えまして、当院も4周年を迎えることが出来ました。 最近では周年記念でしかブログを上げられず申し訳ありません。 しかし毎年新しい気持ちで患者さまや日々お世話になっている方々に感謝を申し上げる事のできる良い機会だと思っています。 いつもクリニックを支えて下さる皆様、本当にありがとうございます。 また最近ではなかなか診察予約も取りづらい日もあり大変心苦しい思っておりますが、来院されたお子様をこれからも一人一人責任を持って診察して参りますので宜しくお願い申し上げます。
さてこの4年間のほとんどは新型コロナウイルスの感染拡大と収束の繰り返しでした。 コロナ禍では多くの人々の行動が制限され考え方の変化を求められました。 今まで当たり前に出来ていた事が急に出来なくなってしまい、自分たちの日常というものの不安定さに改めて気付かされた思いがします。 また子どもたちに目を向けてみると、新しい経験を積み重ねる大事な時期に外出や行動が制限され本当に気の毒でした。 今回完全なる終息とはいかないのが残念ですが、5月8日よりコロナウイルス感染症の感染症法上の位置付けが、ようやく季節インフルエンザと同じ「5類」へと移行されたのを機に一区切りがつけられるのではないかと考えています。
もちろん5月8日を区切りに新型コロナウイルスの特性が急に変わるわけではありません。 引き続き感染のリスクを高める行動は慎むべきである事に変わりはありませんし、これから先にも新たな変異株の出現による感染者の増加には注意を払わなくてはならないでしょう。 しかしこの先どうあっても新型コロナウイルスが消えてなくなる事はなく、形を変えつつも存在する世界が日常となります。 新型コロナウイルスを日常として受け入れて行くためには、私たちの考え方もその都度状況に応じて変化させていかなくてはなりません。 そこで必要になって来るのは、感染症に限らず災害などどんな不測の事態にも柔軟に対応できる社会つくりや意識の持ち方ではないでしょうか。
これから大人も子どもも失われた3年間を取り戻せる様な素敵な経験の積み重ねが出来ればと願っています。